体長 最大20cm(矢作川では非常に珍しい)
分布 神奈川、秋田以西の本州。四国、九州、日本海側に多い。
矢作川での生息域 水源ダムより下流。
エラの後縁にトゲがあり、このトゲでアユを引っ掛けて食うという伝説から、この名が付いた。しかし実際には大きな口でアユを丸のみ。面倒なことはしないようである。また、仰向きで川を下り、アラレに打たれながら卵を生むという伝説もガセネタだろう。産卵期は1~3月で、成魚は海へ下り沿岸で産卵する。とはいえ、伝説が多いのは魅力的な証拠。もちろん味も最上級である。