体長 最大14cm
分布 琵琶湖の固有種
矢作川での生息域 ダム湖で繁殖。流れ落ちたものが、本流でまれに見られる。
タモロコに似ているが、口もとはとがり、体は細長くスタイルがいい。また、湖の水深5m以上の深い場所を好むところも、他のモロコ類とは異なる。食用としては高級魚扱い。炭火で1匹ずつ焼くと良質の油が染み出し、黄金色に焼きあがる。味は他のモロコ類とは格段の差があり、極めて美味。近年、琵琶湖では水揚げが激減し、冬の風物詩である舟での「モロコ釣り」も、行う人は減っている。