生息環境さえ整っていれば、魚は自らの力で、すぐに増えるものです。逆に環境が整っていなければ、いくら放流をして魚を入れても、魚の多い川になることは期待できないでしょう。
特に、『産卵をして稚魚が育つ川』になることが大切なのです。見た目がきれいでも、コンクリートで固められた川では魚は産卵することすら出来ません。
魚が増える川を守るには、皆が川の生物や自然のことを深く理解し、地域の川を本当の意味でいい川にしていく取り組みが大切です。特に興味を持つ人は生物学を勉強して専門的な知識をつけることも、大きく役立つでしょう。